自家産CBです。
かのトゥルカナ湖固有種でありハコヨコクビガメ属中の最美麗種といっても過言ではありません。
ベビーの可愛らしさはさることながら、成長した姿はスタイリッシュで、属内でも泳ぐことに特化している種類であることがわかります。
最大甲長は15センチ前後とされているので飼育しやすいサイズなのもポイントが高いです。
基本的には丈夫ですが、そうはいっても押さえるべきポイントがいくつかあり、よく泳がせないと甲羅が変形などを引き起こす場合があります。ある程度落ち着いたら広い水槽で泳がせ、水温は25度以上をキープした方がよいでしょう。本種の魅力は広い水槽で華麗に泳ぐ姿にこそあります。そのような飼育設備を用意できる方に迎えていただきたいです。
よく、トゥルカナ湖がアルカリ性だからアルカリ水で飼育するべきですか?などの質問をいただきます。現地から来たばかりのWC個体であればそのあたりも気を遣う必要があると思いますが、CB個体の場合は普通に飼育してください。間違っているかもと不安になる気持ちは理解しますが、コロコロと環境を変えられるほうが調子を崩します。“アルカリに傾いた水質でも耐えられる”種類であるという認識が正しいかもしれません。